グリュンヘルツ -Grünherz-
施設名の由来について

「グリュンヘルツ(Grünherz)」とはWWⅡのドイツ空軍機ファンならずともご存知の方も多い第54戦闘航空団(JG54)の紋章と呼称です。

  • JG54の複雑な歴史を語ると長編の物語になってしまいますので、興味のある方は OSPREY社のAviation Elite 「Jagdgeschwader 54 "Grünherz”」(日本語版は大日本絵画発行。翻訳文で読み辛いですが…)をご覧ください。簡単にご説明しますと…
  • JG54は併合されたオーストリア空軍を起源とする航空団や、ベルギーやフランスの各方面 でそれぞれ別の航空団の指揮下で戦っていた飛行隊が編入統合され、異なった地方色の濃 い3つの部隊から成立した部隊です。
  • ハンス・トラウトロフト大尉が司令に着任した際にこの個性的な航空団の連帯意識を高める為に、大尉の出身地ヴァイマール近郊の森林地帯が「緑の心臓(das Grüne Herz Deutschlands)」と呼ばれていた事から着想を得てこの「グリュンヘルツ」の紋章を機体と車両に描きました。
  • JG54は西部戦線、東部戦線、本土防空を通じて100機以上撃墜のエースを数多く輩出し、その特徴的な紋章に加えて中隊や個人のカラフルなマーキングと共に、WWⅡでのドイツ空軍の中でも非常に有名です。
  • この単純で強い印象を与える紋章と名称をキャンプ場のシンボルに使わせていただきました。英語でGreenheart(グリーンハート)としても良かったのですが、ドイツ語で表記させていただきました。なお、これは単なる「故事」として引用したもので、戦争を賛美するつもりは毛頭ありませんので、意図的に曲解されることの無いようにお願いいたします。
  • それぞれに独立性が強く個性的なモーターサイクルでのツーリングライダーが北海道でも指折りの緑の農業地帯である十勝に集う、この「野営場」には最適な呼称だと自負しております。
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